柔道

日本文化大学で柔道の転び方を習おう

別にダイレクトマーケティングという訳ではないですが・・・・。
11月3日(日)、日本文化大学のキャンパスで『ニチブン柔道転び方教室』が開催されます。対象は未就学児と小学生までです。当然保護者同伴が必須で、保護者の方も参加できます。
日本文化大学の柏樹祭の日に開催されますので、気になる方は是非とも動きやすい服装を持参の上、体験しに来てください。
まぁ皆さんがこのブログを読んでいる頃は既に終わったイベントになると思いますが・・・・。予約は10月30日までです。
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さて、柔道を初心者に教える際には、まず「受け身」を中心に練習することが大切です。日本文化大学の柔道部も最初にこれを徹底的に教え込みます。受け身は、倒れた際に体を守るための基本技術であり、柔道の安全性と楽しさを両立させる重要なポイントです。以下は、初心者向けに受け身や転がり方を教えるコツです。

  1. 受け身の基本(後ろ受け身・後方受け身)

後ろ受け身は、後ろに倒れたときの衝撃を分散させる技術です。初めに「畳にお尻をつけて座り、足を伸ばした状態で倒れる」といった基本動作から教えましょう。倒れたときに腕を真横に広げて手のひらを下にし、「手のひら全体で畳を叩く」ようにします。これによって衝撃を手と腕で分散し、頭や背中に直接の負荷がかからないようになります。また、あごを引いて頭が畳にぶつからないように意識させることも大事です。

  1. 横受け身の練習

横受け身は横倒れになったときに衝撃を分散する技術で、後ろ受け身の応用として教えるとよいでしょう。最初は片方の膝を曲げ、反対側の手で畳を叩きます。横に倒れる際には手と前腕でしっかりと叩き、肩や背中への負担が軽減されるようにします。このときも頭を保護するためにあごを引くことを忘れないように指導しましょう。

  1. 前方回転受け身(前回り受け身)

前方回転受け身は、前に投げられた際に体の自然な動きに沿って受け身を取る技術です。初心者にはまず片膝をついた状態から片腕を前に伸ばし、そこにそって前に転がる練習を行います。慣れてきたら、膝を使わずに立った状態から前方に転がる練習に進みます。肩と背中を丸めて、円を描くように転がることで、スムーズで衝撃の少ない受け身を体得できるようになります。

  1. 転がり方の指導

柔道の技術は転がりやすい体の使い方に直結しています。転がる際には、体を丸め、視線を自分のへそに向けることで体の軸を安定させます。また、転がる際には反動をつけず、体全体で自然な動きになるよう指導しましょう。転がりの練習では、たとえば「転がって立ち上がる」「転がってその場で姿勢を整える」など、バランス感覚や安定した立ち上がり動作も合わせて練習させると良いです。

  1. 褒めて自信をつけさせる

初心者は失敗を重ねることで不安を感じることもあります。練習の中でできたポイントや上達が見られた際には、積極的に声をかけてあげましょう。受け身が上手くできた場合は、「今の倒れ方はとても良かった」と具体的に褒めることで、自信を持たせられます。

  1. 実践前の準備運動と筋力トレーニング

柔道は体力も必要です。特に体幹が重要であり、受け身や転がりの練習に合わせて体幹トレーニングも取り入れると良いでしょう。例えば、プランクやスクワットなどの簡単なトレーニングを柔道の前に行うことで、初心者の体の使い方が改善されやすくなります。また、怪我を予防するためのウォーミングアップやストレッチも忘れずに行い、体を十分に温めてから練習を始めるようにしましょう。

  1. 焦らず、楽しく指導する

柔道の受け身や転がりは、初心者にとっては最初は難しいと感じる場合が多いです。そのため、焦らず、楽しさを感じられるように指導することが大切です。柔道の楽しさや、上達する喜びを体験できるように、段階的に進めることで、柔道の基本技術に自信を持って取り組めるようになります。
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柔道の技術は日常生活でほぼ活用されることはありませんが、何かの時に役立つことがあります。駅のホームでいきなり投げ飛ばされることがあるかもしれません。そんな時に日本文化大学で受け身のやり方をマスターしておけば、ダメージを軽微で済ませられるかもしれません。柔道の技術は日本文化大学以外でも学べますので、最寄りの道場で学ぶのはいかがでしょうか。

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