日本文化大学は警察官に強い大学
東京都八王子市にキャンパスがある日本文化大学は、法学部法学科のみの単科大学です。学部が一つしかないのですが、定員は200名で1年生から4年生まで約800名の生徒さんが在学していることになります。他の大学と比べると規模は小さいけれども、日本文化大学は少人数制のゼミやクラス担任制などを導入している先生と生徒の距離がとても近い大学といっても過言ではありません。 大学には必須科目と選択科目がありますが、日本文化大学は茶道が必須科目になっているなどの他の大学にはない特色もあるので珍しい大学の印象を抱く人も多いといえましょう。日本文化大学は色々な特色がありますが、その中でも警察官に強い大学といった部分は注目される要因の一つです。古いデータになりますが、2016年度は卒業生の約3分の1が現役で警察官になったなどの歴史もあるようです。警察官になるためには、警察官採用試験を突破しなければならないのですが、この試験の合格率は10～15％などからも簡単に豪額することができないなど分かるのではないでしょうか。そのため、警察官を目指す人の中には就職浪人をするケースも多いとか、日本文化大学を卒業する学生さんの大半は現役合格をしているなども注目を集める点の一つです。
最近の合格率は4年生の4分の1
日本文化大学の警察官への就職率は年々増加しているといいますが、これは大学側が警察官採用試験に対する対策を1年生のときから積極的に取り入れているなどが理由として挙げられます。大学では学問に対して指導や修飾に対するアドバイスを行うけれども、特定の業種においてのアドバイスや授業を行うケースは少ないといえましょう。その点、日本文化大学の授業やゼミなどは警察官採用試験に特化したゼミが追加されているなど大学側が積極的になっている様子をうかがうこともできます。日本文化大学の定員は200名ですから、4年生の4分の1とは約50名であり、毎年50人が試験に合格して公務員の一つ警察官になっている計算になるわけです。警察官以外の公務員を目指す学生さんも多いようで、警察官が50名でそれ以外の公務員が約50名、残り100名は他の職業への就職などです。
法律家を目指す人は少ない
日本文化大学は法学部のみの単科大学になるので、法律家を目指す人もいるかと思われますが、弁護士などの場合は司法試験に合格しなければならないので何度も試験にチャレンジしながら弁護士を目指す学生さんもいるでしょうし、弁護士外にも司法書士や行政書士などを目指す人もいる、もちろん一般企業に就職する人もいるわけですが、主な就職先は公務員であり市役所や区役所などの役所職員になる人もいる、消防士や自衛官などになる人も少なくありません。日本文化大学は模擬裁判などの設備を持つ学校ですが、法律の道に進む人は少ないといいます。日本文化大学では教員免許を取得できるようになっているのですが、中学の社会や高校の地理歴史・公民などの資格を取得できます。