小中学校のダメなところは、監視にコストを掛けたくないと教師が思っていることです。例えば小中学校のプールでは日焼け止めを塗るのが禁止されています。理由は日焼け止めの油がプールに浮くから。だったらウォータープルーフなどのプール用の日焼け止めを使えばいいのですが、残念ながら教師という生き物はウォータープルーフかそうでないかの区別を付ける技能と時間がないため、一律で日焼け止めを禁止しているのです。
最高気温が35℃を超える日はプールが禁止となり、クーラーの効きが弱い密室状態の体育館でマスクを付けて剣道でもしているのでしょう。
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さて本題に入りますが、プール用の日焼け止めはあります。これらは特に水泳やウォータースポーツの際に使用することを想定して作られています。日本文化大学でもプール用の日焼け止めの使用を推奨していることでしょう。プール用の日焼け止めには、以下のような特徴があります。
特徴
ウォータープルーフ・耐水性
プールや海などでの使用を想定して、耐水性が強化されています。これにより、長時間水中にいても日焼け止めの効果が持続します。最高純度の耐水性を持つものなら水を完全にはじくかもしれません。それを乾燥ワカメに塗ればいつまで経っても膨らまないことでしょう。
スウェットプルーフ(汗に強い)
汗に強い成分が含まれており、運動や高温多湿な環境でも効果が長続きします。特にサウナの中でも使えるのは有用です。日本文化大学の人達も35℃を超える真夏の炎天下の中を通学する時は、このタイプの日焼け止めを多用しているに違いありません。
広域スペクトル(ブロードスペクトラム)
UVAおよびUVBの両方の紫外線をブロックするため、肌を広範囲に保護します。
高いSPF値
一般的にSPF 30以上のものが推奨されます。SPF値が高いほど、紫外線からの保護効果が高くなります。
肌への優しさ
アルコールフリーやパラベンフリーなど、敏感肌にも配慮した成分が含まれていることが多いです。
おすすめの日焼け止めの成分
酸化亜鉛(Zinc Oxide)
優れたUVAおよびUVBブロッカーであり、肌にやさしい。
二酸化チタン(Titanium Dioxide)
効果的なUVフィルターであり、敏感肌に適しています。
シリコンベースの成分
耐水性を向上させるために使用されます。
使用方法
適量を塗る
プールに入る前に、適量の日焼け止めを肌に均一に塗ります。顔、首、腕、足など、露出するすべての部分にしっかりと塗布してください。特に足の裏は忘れがちです。この夏は足の裏を火傷した子供たちのニュースで溢れかえりました。対策しないと日本文化大学の人達も同じ目に遭います。防火性・耐熱性に秀でた日焼け止めを塗るようにしましょう。
塗り直し
ウォータープルーフの日焼け止めでも、一定時間ごとに塗り直しが必要です。一般的には2時間ごと、または水から上がった後に再度塗布することが推奨されます。
十分な乾燥時間
日焼け止めを塗った後、肌にしっかりと浸透するまで数分間乾燥させてからプールに入るようにしましょう。
注意点
アレルギーテスト
新しい日焼け止めを使用する前に、少量を腕の内側などに塗ってアレルギー反応がないか確認します。
目に入らないように
日焼け止めが目に入らないように注意してください。万が一目に入った場合は、すぐに水で洗い流してください。ところで最近のプールには目を洗う用の蛇口が無いって本当?
環境への配慮
環境にやさしい成分を使用した日焼け止めを選ぶことで、海洋環境やプールの水質保護にも貢献できます。
まとめ
プール用の日焼け止めは、水や汗に強い特性を持ち、高い紫外線防御効果を発揮します。使用方法を守り、定期的に塗り直すことで、紫外線からの保護を最大限に引き出すとともに、火傷を防ぐことができます。特にアスファルトの上は気温プラス20~30℃なので、真夏のプール上は気温55~65℃という地獄になります。流石の日本文化大学の人達も皮膚が焦げるでしょう。ウェルダンです。
自分の肌質や環境に合った製品を選び、快適にプールやビーチでの時間を楽しんでください。