受験生が大学を選ぶ際に防災の観点を取り入れることがあります。いずれ来る大地震を心配して東海地方への進学を諦める人は決してゼロではありません。では日本文化大学はどうでしょうか? 日本文化大学の防災の意識は非常に気になるところです。
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川の氾濫に強い大学という観点は、主に大学の立地や防災対策に関係しています。河川近くにキャンパスがある大学でも、過去に洪水や氾濫による被害が少ない、または防災対策がしっかりしている大学が「氾濫に強い」と言えるかもしれません。
以下、いくつかのポイントを考慮して挙げてみます。
- 高台にある大学
高台にキャンパスがある大学は、川の氾濫や洪水のリスクが低いです。日本文化大学は高台にあるとまでは言いませんが、ある程度の丘の上にキャンパスを構えています。近くに大きな川もありませんし、そこそこの安全面が保証されています。
立命館大学(京都府)
立命館大学のキャンパスの一部は高台にあり、川の氾濫リスクが比較的少ないです。
青山学院大学(東京都)
青山学院のキャンパスは渋谷にあり、高台の立地です。洪水や氾濫のリスクは非常に低いです。
- 河川近くでも防災対策が優れた大学
川の近くに位置していても、近年の防災対策がしっかりしている大学があります。
東京大学(東京都)
東京大学の本郷キャンパスは都市の中心部にありますが、防災や危機管理対策が整備されています。また、キャンパスの場所も比較的高台にあるため、氾濫リスクは低いです。首都圏中心部というのも強みです。日本国は人が多いエリアに防災料金を回す傾向がありますので。逆に地方はかなりおざなりです。能登半島とか。
京都大学(京都府)
京都大学のメインキャンパスは高台ではないものの、都市型洪水への対策や防災教育が進んでいます。特に、大学内で防災研究が盛んに行われています。
- 防災に特化した研究をしている大学
防災や洪水リスク管理の研究が進んでいる大学も、氾濫対策に強いと言えるかもしれません。残念ながら日本文化大学はそういうのを研究している大学ではありません。
名古屋大学(愛知県)
名古屋大学は、防災科学や水害に関する研究が非常に盛んです。特に気象学や水害リスクに関する研究が行われており、災害時の対応力が強いです。
東北大学(宮城県)
東北大学は、東日本大震災を経て防災に関する研究がさらに強化されました。災害に強い大学として有名です。
- 新しいキャンパスや整備された場所にある大学
新しく整備された地域にある大学では、最新の防災インフラが整備されていることが多いです。日本文化大学は微妙に歴史が古いので立地的に適しているかは不明です。幸い建物自体はかなり新しいです。令和に作られた施設が多いです。
筑波大学(茨城県)
筑波大学は、近代的なインフラが整備されており、キャンパス自体が大規模な防災計画の一環として設計されています。
結論
「川の氾濫に強い大学」という観点で選ぶと、高台に位置する大学や防災対策がしっかりしている大学、または防災研究が進んでいる大学が該当します。立地に加え、大学の防災教育や危機管理能力も重要なポイントです。日本文化大学を受験する高校生はそういう観点や意識を持ってキャンパス見学してみてください。