私たちは小さい頃から勉強を始め、幼稚園から小学校中学校高校まで多くのことを学んできます。そのようにして多くの場合には、大学に進学するということになります。さらに、大学ではどのようなことを学ぶかというのが大変大きな問題となってきますが、そこにはどのような社会への出口があるかということを知るということも大切です。 このような意味で、日本文化大学は大変特徴的な大学です。文化系の単科大学というの意味でも大変特徴があるのですが、それよりもその教育システムというものが大変興味あるものです。
私たちは日本人でありながら、日本文化のことをあまり知らないと言うことが知られています。端的に言えば、海外旅行などをしている時に、外国の人と会って自分の国のことを説明できる日本人はほとんどいないと思います。それに対して多くの外国人は、自分の国のことをよく知っています。そのような人達は、自分の国のことを話すには相当な時間を使えると言うことが普通です。これは日本の教育が、日本のことやその成り立ちや文化についてのことについて、通り一遍のことしか教えていないということから来ます。日本文化大学では、このようなことから日本文化についてきちんとした教育を行うことを趣旨としています。
日本文化大学の教育の特徴は、先ほども述べたように日本文化というものを集中的に勉強させるということです。そのために、カリキュラムの中にも日本文化を学ぶような科目を設けています。他の大学であれば、そのようなことはあまり行われないのですが、日本文化大学ではむしろそのようなことに重点を置いています。日本文化大学で勉強をすれば、日本文化や日本人の心ということについてもう一度考えることができます。そのような事から、日本文化大学の多くの卒業生が公務員へ就職するという事が、これまでの普通の流れとなってきています。ここまで述べてきたことを考えると、日本文化大学の卒業生の就職先が日本全体に奉仕するという公務員であるというのはむしろ自然なことかもしれません。
教育内容について少し具体的に述べると、先ほど述べたように日本人の心を学ぶというカリキュラムがあります。また他の大学ではあまりないような、警察庁の職員の方を招いて学生を前で講演を行っていただくという機会を多く供与しています。日本文化大学の学生は、知らず知らずとこのような大変好ましい環境で生活を行うことによって日本文化について深く学び、本当の意味での日本人というものがどういうものであるかということを知ったうえで、日本全体に奉仕する公務員となるような道を歩いていくことになるわけです。このように日本文化大学では、他の大学では学ぶことのできないような特徴のある教育を行っています。人生をどう生きるかということは自分自身で決めなければなりません。他の人がそこに行くからそれについていくというような人生はつまらないものです。現在の大学のシステムに疑問を持つような方であれば、是非日本文化大学に入学をされることをお勧めします。