キャリア教育プログラムの編成と熱心な教職員の存在
日本文化大学は警察官の合格率が高いなどの評判があるので、日本文化大学に入学する学生さんの多くは警察官志望者ともいわれています。これは、創設以来就職率が高いわけでなくその年に数名が合格したことから志望者が増えて現在に至っているなどの歴史があります。ただ、志望者が多くなることで日本文化大学側も対策を講じるようになる、一人でも多くの合格者を出すための公務員試験対策が行われるようになりました。 日本文化大学は、公務員の就職率が高いのですが公務員では消防官・自衛官・市役所職員などの合格者を輩出、一般企業の就職実績においても金融や保険業、建築業・運輸業など幅広い業界への実績があります。日本文化大学が群を抜いた就職力を持つ理由の中には、キャリア教育プログラム編成と熱心な教職員の存在は切り離すことができないもので、この2つが主な理由になっているようです。教職員は日々欠かすことなく朝礼を実施、朝8時30分から9時までの間は必ず正門で学生さんを出迎えるなどの特徴があります。このような試みはマンモス大学では真似することができない、日本文化大学ならではの文化、このように評価されています。
日本文化大学の偏差値について
大学受験の時、自分の偏差値と進学したい学校の偏差値を目安にして合格率の指標にするケースは多いわけですが、日本文化大学は偏差値が40代で合格率は比較的高めの私立大学です。ネットを使うと、大学偏差値ランキングなどの情報サイトを見つけることができるのですが、このような情報サイトで偏差値を調べると法学部(法学科)が43になっていることが分かります。逆に、1位など上位に入っている大学と偏差値を見ると、1位は東京大学で75、2位は京都大学で72.3、3位は一橋大学で72になっていることが分かります。1位と日本文化大学の偏差値を比較すると倍近い値になっているけれども、偏差値はあくまでも合格率の目安にするもので低いとか高いから良い悪いなどの意味にはなりません。偏差値自体は低めの私立大学ではあるけれども公務員への就職率が抜群に高い、将来的に公務員として働きたい学生さんが志望する大学といっても過言ではありませんし、実際警察官志望者が多いのも日本文化大学の特徴の一つです。要は、自分が将来何をしたいのか明確な目標を持ち受験する学生さんが多い大学になるのではないでしょうか。
公務員志望者向けの専門講座を1年次から実施している
日本文化大学は警察官採用試験に強い私立大学で、公務員の就職においてはかなり力を入れているといいます。そのため、外部の予備校からは講師を招いて公務員志望者向けの専門講座を実施、しかも1年生から受講できるようにしているようです。就職先は公務員が多いけれどもその中でも警察官を目指す卒業生が多いなどから、警察官採用試験に強い大学になるわけです。ちなみに、日本文化大学は警察官を志望する受験生のためのAO入試があったり、授業の一つに警察学・犯罪心理学など警察官に必要不可欠な知識を学ぶことができる講座が用意されているなどの特徴もあります。