日本文化大学の偏差値

日本文化大学は認知度が低めの大学、その理由とは

日本文化大学は、東京都八王子市にキャンパスがある法律学部のみの単科大学です。法律学部法律学科のみになるので、理系の学生さんが受験することはありませんし、文系の場合でも英文科や経済学部などに進学を希望する学生さんは受験の対象にはなりません。 他の学部がある大学の場合は、多くの受験生が目指すことになるので、レベルや偏差値などが低いとか高いとか関係なく認知度を持つことになるけれども、日本文化大学は法律学部のみになるわけですから、その分認知度も低くなりがちです。ただ、警察官など公務員を目指す学生さんからの支持を得ているなどの特色があるので、必ずしも認知度が低いといい切れるものではありません。

日本文化大学はFランクに入る大学なのか

大学にはAランクからFランクなどのようなランク付けで評価されることがありますが、日本文化大学はFランクに入るのではないか、このようにいわれることもあるようです。そもそも、大学のランク付けとは何を基準にしているのでしょうか。正式な定義などはないのですが、それぞれの大学の偏差値・伝統・実績など色々な条件を加味して作り出されたのが大学のランク付けであり、最上位のSSから最下位のFまで8種類に分類が行われています。SSランクは東京大学・京都大学・一橋大学など、Sランクは東北大学・名古屋大学・九州大学など、A1ランクは東京外語大や東京農工大、Fランクは上記以外その他の大学などのような説明があるので、ランキングに入っていないところは全てがFランクに分類されることになります。BからEまで以下略扱いです。全然8種類ではありませんね。日本文化大学の場合は、その他の大学に入るので実質Fランク入りしてしまうのですが、この大学ランキングは色々な情報サイトが個別に公開を行っていて日本文化大学がEランクに入っているところもあるため、一概に最下位の位置づけになるとはいい切ることはできません。ちなみに、日本文化大学の偏差値は40台になるのでランク付けが偏差値中心になっている場合はEランクに入るといいます。結構、最下位に入っていると自分が通っている大学が良くないイメージになってしまいますが、日本文化大学には警察官採用試験の合格率が非常に高いことなどの自慢できることが多数あることも覚えておきましょう。

2022年度における日本文化大学の偏差値

日本文化大学の偏差値は40台といわれているのですが、これはそれぞれの進学塾や予備校などが発表している数値を基にしたもので、予備校や進学塾ではそれぞれ異なる値を公表しています。例えば、河合塾などの場合は42.5で駿台は37.0です。この二つだけを見ても分かりますが、5.5の差があります。偏差値の5.5の差はかなりのレベル差に相当するものです。さらに、ベネッセは48.0～49.0で東進は44.0などいずれも偏差値が高めで公表が行われているなど40台の中でも45から50などのレベルに近い偏差値になっていると考えることもできるのではないでしょうか。