日本文化大学は、東京都の八王子市に本部を置く私立大学です。創立は1978年ですが、室町時代学塾「柏樹書院」の精神を受け継いでできた由緒ある学校といっても過言ではありません。創始者である蜷川親繼氏は柏樹書院の第24代当主で、第二次大戦後にヨーロッパへの留学を経験した人です。戦後の日本で喪失していた伝統や文化を大切にするため、道徳的伝統と美風を継承する次代の優秀な人材を育成することを目的に日本文化大学を創りました。
法学部法学科のみという単科大学で、少人数制の授業が日本文化大学の特徴になっています。中学や高校のように、クラス担任制で生徒をサポートする体制も特色の一つです。また、法律などの他に日本文化史や茶道などを必修とさせている珍しいカリキュラムになっています。法律に関しては、法律討論会や模擬裁判を取り入れた授業で学生が社会に出てから困らないように考えられています。外部予備校より講師を招いて公務員試験の対策を行うなど、就職支援活動にも力を入れている安心のサポート体制が魅力の一つです。90年代までは制服があり、高校の延長戦のような雰囲気を持っていた時代もありました。
日本文化大学という名前から、文化や歴史を学ぶ学科があると思っている学生も少なくありません。あくまでも法学部の単科大学ですから、その点は受験の際に注意した方が良いでしょう。法学部の学生として勉強しつつ、文化を学びたいという人にオススメの学校です。私立大学というと、人数が多く生徒も多いため同じ学科にいる人の顔さえ知らないということは珍しくありません。日本文化大学は少人数のクラス担任制なので、仲間と一緒に学ぶことができる環境が整っています。サポートしてくれる担任も近くにいるため、安心しだ学生生活を送ることができます。
日本文化大学の周辺には、アパートやマンションが沢山あるので一人暮らしの際も困りません。学生寮も完備されていますから、地方から出てきて一人暮らしは不安という人でも安心です。
東京都とはいえ日本文化大学があるのは、都心から少し離れた八王子市エリアです。落ち着いた雰囲気と自然が残されている場所で、気持ちに余裕を持って学生生活を送ることができます。東京に進学したいけれど、都心の雰囲気には不安を感じるという人でも日本文化大学なら安心です。
学生支援室があり、一人一人をしっかりサポートする体制になっているのも魅力の一つです。ここでは勉強のことはもちろん、就職活動に関する悩み相談をすることもできます。就職活動のアドバイスや対策など、不安に感じた時はまず学生支援室で相談できるので安心です。マンツーマンで、就職の際の面接対策を行うことも不可能ではありません。
公務員試験以外にも、英語など様々な資格を取得するためのサポートを行っています。難しい試験でも、対策を一人一人とってサポートするので無理なく合格を目指すことができます。日本文化大学は、安心できる学生生活と将来に期待できる大学です。