教員にならない人も教職課程を取る場合があります。
単純な話、取れるからついでに取るという感じです。
資格というものはアレばあるだけ、何かの時に役に立つことが多く、
そうした理由で教職課程を取る方は少なくないかもしれません。
筆者の大学だって、卒業と同時に測量士の資格をもらいました。
日本文化大学も教職課程を取ることが可能です。
しかし、学生の多くは「ついでに取る」という感じかもしれません。
ここ5年の卒業生を見ると、総勢33名の方が教員免許を取得しましたが、
教員として就職した方は僅か1名です。
ここは警察官を目指す大学になりますので、皆さんそちらの道に進んでいる模様です。
日本文化大学の学生さんは免許として教職をほとんど使いませんが、
知識はある意味、警察官に有用と言えるかもしれません。
教員に必要なスキルですが、指導力のほか、子供との接し方も求められます。
そして警察官の職務の中には、子供に接するものも多いです。
少年犯罪を取り締まる部署に配属されたら、
子供の心理について詳しくならないといけません。
教職課程では道徳教育や生徒指導論なども学びますので、
日本文化大学で学んだ知識はかなり役に立つと思いますよ。
日本文化大学の教職課程で取れる資格は以下の通りです。
・中学の社会
・高校の地理歴史
・高校の公民
法学部になりますので、基本的に社会科に関する免許を取ることが可能です。
警察官になったら社会の知識はそこまで必要ではありませんが、
教職課程は子供との接し方が上手い証明書として扱うことが出来るかもしれませんね。
教職課程は、別に警察官採用試験で有利に働きませんが、
ついでに取れるのなら是非、教職を取得してみてください。
余談ですが、教員免許は10年で失効します。
また、更新に必要な研修も、教員しか受けることが出来ません。
免許を失効しても、大学に再入学する必要はありませんが、
教員になる予定がなければ、それはそのままにしても問題なさそうです。
とりあえず、身に付けた知識とスキルを忘れなければ大丈夫ですよ。