日本文化大学の休み時間の利用法について

高校と大学の違いですが、高校は毎日すべての時間に授業が入っています。
それに対し、大学はすべての時間に授業が入っていることはありません。
日本文化大学はそれなりに授業数が多い大学ですが、
それでも朝の9時から夕方の18時あたりまでの全部に授業があることはありません。
仮にあったとしても、1年間で履修できる単位数には限りがあるため、
全ての時間を授業に充てることは出来ないのです。
では、その空いた時間に日本文化大学の学生は何をするのでしょうか?
今回はそのことについて考えてみたいと思います。

まず、日本文化大学の授業は1コマ90分です。
そして休み時間は15分、昼休憩は45分になります。
仮に1限と3限だけ履修した場合、
まるまる2時間30分の空白時間となってしまうのです。
お昼御飯を食べる時間を差し引いても、かなり暇になると言えます。
あまりありませんが、1限と5限だけ履修した場合、
6時間30分は暇になってしまいます。
逆に1・2限だけしか履修しない方は、午前で帰ってしまうかもしれませんね。
3限から履修する方でしたら、昼の12時に起床する学生も居そうです。
ただし、日本文化大学の学生の大学平均滞在時間は、
5~9時間の方が多く、しかも6~8時間の方が8割を占めています。
午前だけ、午後だけの日本文化大学の学生はほぼ居ないと思われます。

日本文化大学の公式サイトによると、
「学生は空き時間に図書館で本を読んだり
勉強したりしています」と答えています。
しかし、800人近い学生の全員が、そのような行動を取るとは限りません。
半分くらいは授業を受けていると仮定しても、400人も同時に収容できるほど、
日本文化大学の図書館は巨大ではありません。
市の大きな図書館だって、100人程度が限界でしょう。
博物館クラスの巨大な図書館でないと、
全員を収容するのは難しいと考えます。
とりあえず、5%程度の学生は授業の空き時間に
図書館を利用していると推測します。

図書館の利用はその程度だと思いますが、
そもそも自習はどこだって出来ます。
学生食堂を利用したり、
空き教室を利用したり、ティーラウンジを利用したり、
部室を利用したり、
場所さえあればどこででも勉強することが出来ます。
家が日本文化大学から近ければ、
一時帰宅することも可能と言えます。
流石に部活中やトレーニングルームでは勉強しないと思いますが、
本を開くことさえ出来れば、
場所を問わずに勉強することが出来るのです。
秋に出来る新校舎は廊下などに
自習用のテーブルがいくつも置かれていますので、
より勉強がしやすい環境になると思いますよ。

講義の空き時間に部活動に勤しむ方はかなり多いと思います。
全体練習の時間は決まっていることが多いですが、
自主トレとして身体を鍛える方はかなり居るのではないでしょうか?
体育系の大学でしたら、
休み時間のたびにトレーニングルームに引きこもるとも言われています。
もしかしたら、授業中もハンドグリップで鍛えているかもしれませんね。
日本文化大学は体育系の大学ではありませんので、
そこまで過度に筋肉を鍛えることはありませんが、
警察官として働くなら体力はあるに越したことはないでしょう。
自衛隊に進む方も数人いますので、
そうした方は休み時間のたびに身体を鍛えているかもしれませんね。
剣道、柔道、弓道、バスケなどの部活動をはじめ、
バドミントン、野球、バスケ(2個目)、サッカー、バレーボール、
テニス、フットサル、ダンスといったサークル活動などなど。
日本文化大学は身体を酷使する武道、
スポーツが一通り揃っているのです。

文化系のサークルも見てみましょう。
ただし、日本文化大学はあまり文系の活動には力を入れていません。
法律研究ジュリスト、ボランティア、
軽音楽、写真の4つのサークルがあります。
ところで法律研究ジュリストとは何なのでしょうか?
後ろの3つはメジャーなので
何をする活動なのかイメージが付きやすいですが、
ジュリストは聞いたこともありません。
調べたところ、juristは弁護士や裁判官といった
法律のスペシャリストという意味になります。
「法律を研究する法律の専門家」なので、
ちょっと意味が重複する気がしないでもないです。

とりあえず、法律を研究するサークルということは分かりましたが、
そもそもそういったことは既に日本文化大学はゼミにて行っています。
それともコッチはサークル活動なので、
ゼミよりも緩い感じなのかもしれませんね。
ゼミで法律を学べないところに
所属した方が集まっている団体とも考えられます。
講義のない時間はこれらのサークルで
何かしらの活動をしているかもしれませんね。

そしてもちろん、ゼミ活動を行う方も居るでしょう。
むしろ3年生はそのための時間が大半を占めると考えます。
ゼミの授業自体は週に2時間程度しかないと思いますが、
それ以外にも調べものの時間で
週に20~30時間費やすこともあるでしょう。
先の説明で日本文化大学の学生の5%が
図書館で時間を潰すと紹介しましたが、
もしかしたら、3年生の方々によって、
10~15%くらいは増大させるかもしれませんね。
朝から夜まで1日中図書館に籠っている方も居そうです。
日本文化大学は文系の大学になりますので、
試験管を振るような実験は一切しません。
その代わり、調べものに費やす時間がかなり多くなるでしょう。
日本の文献だけでなく、英論、独論、
仏論の資料もかき集めることになるかもしれませんね。

3~4年生になれば、本格的に就職活動を行います。
1~2年生は必要な知識を集めたり、
公務員試験対策の勉強をすることに留めますが、
3年生からは面接対策といった実技面の特訓を行っていきます。
それゆえ、授業の空いた時間を利用して
学生支援室に掛け込む学生はかなり多いと言えるでしょう。
特に後期定期考査が終わってからの
春休みのシーズンは激コミかもしれませんよ。
2月にもなれば、面接指導にかなり追い込みをかけると思います。

もちろん、ランチ、勉強、部活動、就活だけが大学生活ではありません。
流石に空き時間に利用することは出来ませんが、
アルバイトをしている学生も居ると思います。
その場合は、正午には下校、午後から登校といったことになりますが、
3年生になってカリキュラムに余裕が出てきたら、
こういったことも可能だと思います。
空き時間に利用とはちょっと違いますが、
18時以降の放課後に居酒屋で
アルバイトをしている方はかなり多いのではないでしょうか。
居酒屋でのアルバイトは、学生の間でかなり人気ですよ。
なお、塾のテスト採点のアルバイトといった内職のようなものもありますが、
それらは塾でやることが多いでしょう。
テストの答案を外に持ち出すことは基本的に無いと思われます。

大学が家から徒歩圏内でしたら、一時帰宅する方も居ます。
その場合は、炊事・洗濯・掃除などに費やすことが多いと思います。
時間が余れば、趣味に興じるのも良いでしょう。
部屋でゴロゴロ寝転がってスマホをイジっても誰も怒りません。
と言いつつ、日本文化大学のティーラウンジで
ゴロゴロしている方はかなり多そうです。
テラスで携帯電話をイジっている方は
意外とたくさんいるかもしれませんね。
日本文化大学にポケストップがあるかかなり気になるところです。
みなさん、レイドバトルに勤しんでいるのではないでしょうか。

大学は高校と違って、自由な時間が多いです。
必修科目により行動を制限されることがありますが、
それでも高校よりも自由な時間は多いです。
この時間をどれだけ上手く使えるかで、
大学生活を有意義なものにすることが出来るのです。

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