【見出し1】日本文化大学で上級救命講習会が実施されました。
日本文化大学は警察官を目指す学生が多いこともあって、サークルやスポーツでは「柔道」と「剣道」が盛んです。その柔道場である「立志館」において、2019年8月10日に東京消防庁主催による「上級救命講習会」が実施され、108名の学生が参加しました。大規模な事故が発生した際には、警察官であるかどうかにかかわらず一般市民として負傷した人の救命措置は重要なことであり、そのための知識と技能を学ぶ良い機会となりました。参加者の表情は真剣そのもので、一般の防災訓練などとは打って変わって緊張感のある本気の講習会をなりました。参加した学生は、心肺蘇生や傷病者管理・外傷の応急手当などの実技指導を受け、受講者全員に「上級救命技能認定証」が授与されました。
【見出し2】特色あるカリキュラム
このように日本文化大学では、日常の講義以外にも外部から専門講師を招いて実技訓練なども導入し、将来の仕事を選択する際の参考にしてもらうようにしており、座学だけでは学べない学びの機会を多く学生に与えるようにカリキュラムの構成にも配慮を行っています。日本文化大学では、1年生からゼミがあり、「茶道」が必須科目になっているという他の大学にはない特徴があります。1年生からゼミがあるのは、4年時の卒論作成に向けてじっくり準備が進められて、就活も急に慌てることなく着々と進めることができることが良い点です。「茶道」は礼儀作法を学ぶことにつながり、就活の面接などで役立ったという学生の声もあります。
【見出し3】少人数制だからできること
日本文化大学は、冒頭にも記載したとおり警察官を目指す学生が多く、警察官採用人数の大学別ランキングでは全国第13位(2016年採用者数)に入る警察強豪校です。教授にも警察OBが多く、就活の際に相談することができます。法学部法学科のみの単科大学ということで、学生の人数も少なく教授陣との距離が他のマンモス大学よりも近いことがメリットになっています。学生数が少ないので、クラス制になっておりすぐに顔見知りになって仲良くなれるのもメリットですが、一方で誰と誰がつき合っているという噂などはあっという間に広がるのはデメリットかもしれません。日本文化大学には女子学生もいて未来の女性警察官という頼もしい存在がたくさんこの大学から世に輩出されることが望まれ、社会貢献する女性の見本となってほしいと考えています。
【見出し4】日本文化大学にはさまざまな可能性の扉がある
就職実績は警察官のほか自衛隊や市役所職員などの公務員もあり、民間の金融・保険業界といったまったく別ジャンルの道を選択する学生もいて、その際もゼミの教授は親身に相談に乗ってくれるので、不安を感じる必要はありません。入学したら必須科目を習得しながら、自分で自分に合った将来の道を探すことが可能です。法学部という単一学科しかない大学ですが、前述の「上級救命技能講習」をはじめ自分の関心を持った分野にチャレンジすることも可能であり、日本文化大学での学生生活は自分次第でどうにでも変えていくことができ、それは流されない大学生活にするためには大切なことです。